2012年 09月 28日
お呼び出し申し上げます。(もう)
「手術はうまくいったの?教えて」
とメールの件名に用件を書いだけの空メール(苦笑)が、会社の担当者から届きました。
これは船内のメールでもよくやってるので、会社の風習なのでしょう 笑
おっと。彼に知らせるの忘れてた。汗
ブログなんか更新してる場合じゃないってか
やばいやばい、と慌てて
「手術は成功。2日前に退院して、今日抜糸しました。うまくいけば10月の下旬か11月の初旬くらいには出発できると思う。」
と書いて返信しました。
「うーん、11月じゃ遅いんだよね、、、できれば10月25日、遅くとも30日に乗って欲しいんだけども、、、ま、時間があるときに電話するから、ゆっくり話し合おう」
と返事がきました。
7月に1回会社に行って彼と話をしたときは、11月末からドバイクルーズ。と聞いていたのですが、変更は当たり前の世界の仕事なので、それはよしとして。
行き先がですね、とうとう希望がかなって念願の地中海脱出を果たし、
東南アジア
なのですよ♪
シンガポールとかマレーシア、ペナン、ベトナム方面をくるくる回るクルーズなんです。
シンガポール以外は未踏の地。
シンガポールは、過去2回行きましたが、
飲みすぎてマーライオン。
なーんて昔よく言ってたなぁ。(何か汚い話ばっかですみません)
と心はすっかり東南アジアです。
シンガポールでは、シンガポールエアラインのスッチー制服をオーダーメードで作るど!!
と鼻息も荒いです。
給料を無駄遣いしてはいけません。はい。
ま、もちろん私の体次第で決定ではないので、なんとか10月下旬までにノーマルライフを取り戻せるよう療養にいそしみたいと思っております。
治すぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
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by smilenory
| 2012-09-28 17:39
| 私のひとりごと
2012年 09月 28日
抜糸
手術が人生初なら当然、抜糸も人生初。
幸いなことに、今まで縫わなきゃいけないような傷を負うことなく生きてきちゃったんですよ。笑
1時間くらい待たされて、やっと名前呼ばれました。
呼びに来てくれた先生が、若くてイケメン。
こんな感じ(クリソツではないですが、雰囲気が)
趣味が違ったらごめんなさいね~
イケメンだなぁ、と思った瞬間に、ハッ! この先生がまさか抜糸してくれる?
この先生の前でパンツを下ろすの?
いや~ん
っつー歳でもないですが
はい、正解です。この若いイケメン先生が抜糸してくれました。涙
抜糸は全然痛くないよ~。とアモーレ、アモーレ父から聞いていたものの、抜糸が始まるとツネられるくらいの痛みはありました。
イケメン先生は
「痛くないよね?」
私
「ちょっと痛いです」
イケメン先生
「なーに、痛くない、痛くない」
と、自分で聞いておきながら、私の痛いという主張を聞こうとしねーし。笑
付き添いの看護婦さんも笑ってました。
ということで、今回の入院・手術で辛かったと思ったもののベスト3を発表!
1.体内清掃薬(これは不動の1位です)
2.ポテトピューレ
3. 抜糸
まさかのポテトピューレが2位になりました。
術前、術後の昼・夕食ずーっと食べ続けたのが敗因と思われます。
このままポテトピューレを食べないまま昇天しても、何の後悔もない。
と断言できるほど、いやです。笑
さて退院してから、自宅テラピーとして鉄のサプリメント30日と、血液循環をよくする注射14日が病院から言い渡されて昨日から実行しております。
海外生活でえ?と思うことの一つに、自分で注射。が挙げられます。
私が14日間打ち続ければならない注射はこれ↓
薬が既に注射器の中に投入してあるので、一番使いやすいタイプ(アモーレ母談)ということなんですが。
んな、ヤクとかやったことないし、自分で注射なんてできない!!
とちょっと焦って看護婦さんに聞いてみたら、
「この注射は普通お腹にするものなんだけど、あなたお腹切ってるからダメ。腕にして下さい。腕だと一人で注射できないので、ご家族にヘルプしてもらって下さい。」
というシンプル回答。
病院に迎えに来てくれたアモーレ両親に、14日間毎日、注射を打たなくちゃいけない。アモーレは多分そんなのできないから、やってください、お願いします。毎日来るので、ついでにお昼ご飯も14日間毎日食べさせて下さい。←ずうずうしい
とお願いしたらすんなりOK。嬉
てか、まだご飯の仕度は無理なんで
早速昨日、アモーレ母に腕にぶすっと1本打ってもらいました。
ガソリンスタンドと一緒で、一度自分でやると何てことない事なんだなぁと、傍から見てて思いました。
が、一日経って。
アモーレ母に注射してもらったところが硬くなって痛みがあるんですよ。
看護婦さんに打ってもらった時は、こんなにならなかったのに???
で、この注射器、退院の時に14本分揃えられなかったとかで、抜糸の時に残りの分をナースセンターに取りに来て下さいと言われてたので取りに行ったとき、看護婦さんに上記の症状を訴えてみました。
「あーそれはね、薬を早く投入しすぎちゃったから起きたのね。ゆっくり入れると、大丈夫だから。」
ついでにどうやって注射を打つか。の基本をプロから直々・直伝してもらいました。笑
角度とか、腕の持ち方とか、、、あはは
そして今日から私の注射打ちは、アモーレの担当に変わりました。
「僕が夫なんだから、何でも僕がやる」
誰でもいいけど、後から硬くなって痛くならないようにちゃんと打ってね。
てことで看護婦さんの秘伝をアモーレに伝え、ぶすっと注射を打ってもらいました。
今のところ、腕に痛みはないです。
アモーレ曰く
「明日はもっと上手に打てるようになるから!」
笑 期待してます。
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by smilenory
| 2012-09-28 00:00
| 私のひとりごと
2012年 09月 26日
入院日記③
その時に手術の方法を聞いたのですが、私的には術後のダメージが少ない内視鏡手術(お腹に3ないし4つの穴を開けてそこから取り出す方法)だと思っていたのですけれども、外科女医曰く、私の場合は筋腫が非常に大きいので穴では取り出せないから、下腹をざっくり切ります、と言われ。
オー、ハラキリ!!
日本人ですからね、この方法はやっぱりイタリアではあり、、、?
ハラキリとなると術後痛いし長引くなぁ。
と懸念しておりましたのですが、不思議なもので、切った痛みが自分が覚悟していたほど全然ない。
もちろん、咳とオナラ、そしてくしゃみといった腹筋を使うものは今の私には致命傷に匹敵します。が、これらが出ない限りは全く持って痛みがないんですよ。
術前、術後と抗生物質はひっきりなしに投入されてまして、そのほか術日に飲食ができないので栄養剤を点滴から取る以外、これといった痛み止めって処方されてないんですよね。
痛みに強いのか、自分?
すごく弱いと思う 笑
おそらく執刀医の腕が相当良いと思われます。
執刀医は入院日から本当にマメに病室を訪れてくれて、夜7時頃(まだいたのね?な時間)病室に来て
「血中ヘモグロビン度が非常に低いので(エエ、貧血、低血圧なんですもの)、明日の手術は輸血します」
わざわざそれだけ言いに来てくれました。感謝
きちんとプレインフォームしてくれるんだなぁ、と感心。
術後は執刀医は日曜を除いて毎日、女医もひょこひょこ病室に顔出してくれて、
「2袋輸血したからね、もうあなたは立派な猛獣!」
それって冗談? にしてはあんまり面白いとは思いませんね?
みたいなことかましくれたり、意外に術後の医者とのコミュニケーションがあることにも驚きました。
食事は術前はスープとポテトピューレ、術日はなんにもなし、手術の翌日は3食とも紅茶だけ、翌々日からスープ+ポテトピューレの繰り返し、ウ○チが出たら完全に普通食。
こんな感じでした。
肝心のお味ですが、しっかり味がついてます!! いけます、正直。
病院食って無味というイメージが強かった私には、これは新鮮な発見でした。
こ、こんなに味濃くて大丈夫なの?みたいな。笑
ま、病気の内容によっても当然、塩分とか変わってくるんでしょうが、産婦人科病棟は高血圧じゃない限り塩分たっぷりの食事が提供されると見ました。
術後の翌々日から、看護婦さんが
「ウ○チ出た?」
とひっきりなしに聞いてくるので、いやだってまともに食ってないし?しかもいきめないし?無理っすよ、まだ。
と答えると、
「あら、ウ○チでないと退院できないわよ」
ぬわにーーーーー
それからは、とにかく毎食病院食完食を目指し(ポテトピューレはここ2年我が家の食卓には登らないでしょう 笑)、食べたら歩く。歩くとお腹の中の切ったところが痛いけど、退院したいから歩く。
ちょっと星一徹入ってましたね。笑
術後、念願の初ウ○チが出た時は感激で目の前が涙で霞み、トイレから出てすぐ
「看護婦さ~ん、ウ○チでましたぁ~~~!!!」
幼稚園児か!
と報告に行きました。
汚い話ですみません。m(__)m
入院日数6日、手術前の血液検査、心電図、麻酔医との面談、入院、入院後の毎日の血液検査、術前・術後の薬、手術、食事、シーツなどのリネン類、部屋にあった個人用お手洗い(シャワーもついてます)使い放題、術後のテラピーとして自分で14日間注射を打たなくちゃいけないんですが、その注射一式セット、
全て無料
すごいですよ。
日本じゃ何割か負担しなくちゃいけないでしょ?
それが全部タダ。完全に無料なんです。
イタリアに住み始めて12年目、ちくしょー税金高いなーでもこれ払わないと滞在許可書更新できないし?
でも納めた税金は一体どこに消えてるわけよ?納税者に還元ないし。
とずーっとブーたれてきましたが。
この6日間で、今まで納めた税金を一気に取り戻せたような気分です。
コラコラ
健常者であり続ける限り、年金でももらう段階にならないと納めたものの還元は受けられないような気がしてましたが、病気になったときは国が完全にサポートしてくれるんだなぁと今回の手術でよく分かり、正直、秀樹感激です。
これからも頑張って働いて、税金納めますからね、イタリア!!
払うのは会社ですけどね 笑
医者のレベルは文句なしに高いと思います。自分の術後を見ての感想ですが。
看護婦さんも、巷にあふれている無愛想で品のない、厚顔無恥の慇懃無礼人(言いすぎ?笑)レベルの類0、日本の看護婦さんとなんら変わりない素晴らしい態度と仕事っぷり、そして笑顔でした。
お世話になりました。そして
どうぞこれからもお体にご自愛いただき、ご精進ください。
という気持ちでいっぱいです。
ま、病院には当分お世話にはなりたくありませんけれども、もしまた病院に世話にならなければならなくなった時、安心して身を任せられることが分かっただけでも、私にとっては貴重な体験でした。
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by smilenory
| 2012-09-26 01:29
| 私のひとりごと
2012年 09月 26日
入院日記②
麻酔医師がすぐに
「あなたの苗字は!?」
と問いかけてきてビックリしましたが。笑
目覚めたので自分の病室に運ばれたのですが、私のベッドにつくなり同伴してくれた麻酔医師2名、
「はい、自分でベッドに移動してください」
エエ、術後なのに!?
フラフラしてるしボーっとしてる中、はい右足!次は左足!と軍隊の号令のような指示を受けながら必死で自分のベッドに移りました。
術後くらいは、グレイス・アナトミーの
「1、2、3、ホイッ」
を期待していたんですけれども。涙
それはイタリアでは甘い
手術は10時20分頃には終わって、病室に戻ってきたのがお昼の12時頃、後は夕方6時くらいまで昏々と眠り続けました。それ以降、やっと付き添ってくれてたアモーレ母、その後かけつけたアモーレと普通に会話できました。
ありがとうございます
やっと意識がはっきりしてきた私にアモーレが
「術後に今だから笑える小さなハプニングがあったんだよ」
と可笑しそうに言うんですね。
何かと思って耳を傾けると、
一旦手術が終わった後、麻酔医師が親族待合室に来て、アモーレを探していた。
しかしアモーレはどうしても仕事を休めなかったので、代わりにアモーレ母が待機してくれていた。
アモーレ母が
「息子はいませんが、私がいます」
麻酔医師
「あなたは誰ですか?」
アモーレ母
「姑です」
麻酔医師
「あなたじゃダメです、あなたには話せません。大至急ご主人に連絡を取ってください」
と言われ、何人もの手術を終えた患者が運ばれてくるのに未だに私の姿を確認できないアモーレ母は、何か良くない事が私に起こったと大勘違いし(笑)、大急ぎでアモーレに電話するも繋がらない。(番号間違って入力してたみたいです、笑)
仕方ないので家で待機しているアモーレ父に連絡を取り、アモーレ父に直接、アモーレの勤務先に向かうようお願いした。
アモーレ父は、アモーレ母からの話しか聞いていないので、私の身に何かが起こったという前提の下で、アモーレの勤務先に入るなり
「すぐ病院に行くか連絡を入れてくれ。」(切羽詰まった顔で)
「え、だってお母さんがいるでしょう?」→アモーレ
「医者がお前にしか話せないと言ってるらしい。どうもよくないことが起こったらしい、、、」
と沈痛な面持ちで話をするので、その場にいた社長の妻、店員さん、アモーレ全員がどーんと重い空気に包まれたとのこと、、、
お客さんがいなくてよかったよ 笑
アモーレは癌がみつかったか、最悪逝っちゃったか、と本当に覚悟したと言ってました。
そのくらいアモーレ父は暗く重く、アモーレ母からの伝言をアモーレに伝えちゃったみたいです。
その伝言により店は営業時間よりも早く午前中閉店となり(苦笑)、慌てて病院にかけつけたアモーレは執刀医、女医に駆け寄るも、二人とも穏やかに
「手術?ええ、無事に終わりましたよ!」
と答えたとのこと。
「何か、僕にしか話せないことがあるって言われて駆けつけてきたんですが、、、」
「・・・・・・・????? さぁ、私たちは特に話すことはありませんけど、、、、、」
このドタバタですが、私が手術中/後の緊急連絡人の記入をアモーレだけにしちゃったのが原因のようです。
病院側としては患者のプライバシーを守るために、緊急時の連絡人以外にはいかなる情報も提供しないんですね。
しっかりしてるじゃん、イタリア
《教訓》
手術中/後の緊急連絡先には手術に立ち会ってくれる可能性のある人も念のため記入しましょう
そんなことが起こってるとも知らず、その頃手術が終わって昏々と眠り続ける私なのでありました。笑
やっぱ外科手術の適応度0っす。
続く
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by smilenory
| 2012-09-26 00:01
| 私のひとりごと
2012年 09月 25日
入院日記①
昨日退院できるものだと確信して、朝から張り切ってコンタクトレンズも入れて退院体制万端だったのに、入院が1日延びて意気消沈。
何で意気消沈したかは、後ほど記述することとして。
いやー無事に終わりました。今はこのことでホッとしています。
病院から電話もらった時に、入院=手術と思い込んでいたので、入院してから明日手術。にがっかり。笑
外科手術には体内清掃に1日を要するんです。
ということを入院してから知る。苦笑
入院手続きが終わって病室に入ると、看護婦さんが持ってきてくれたのが2つの袋と1,5リットル入りペットボトルのミネラルウォーター2本。
「一袋を1リットルの水で飲みきってください。水は1,5リットル入りなのでちゃんと計ってね。3リットルの水で2袋飲まないでね。」
計ってねって言われても、計量カップがあるわけじゃなし、、、、苦笑
アモーレに適当に見てもらって、粉状の薬を溶かして飲み始めました。
看護婦さん曰く、体内を清掃する薬だそうで、これ飲み終わってからはしばらくトイレ通いをしなければならないので、早めに飲み終わったほうが夜中ずーっとトイレに起きなくてもいいよ、との話。
しかしこの薬、まずい!!
同僚から聞いてはいたものの、何となく超化学的オレンジ味がついているものの、飲むと吐き気を催す味で全然飲めない。涙
バリウムのほうが全然おいしく飲めます、な世界の代物。
「これは拷問だよ~!! 2リットルなんか飲めないよ~!!」
とアモーレに泣きつきながら、本当必死の思いで2リットル完飲しました。げぷ
何十年かぶりに必死の思いをした気がします。笑
後はお腹が痛くなるとかそういうことは一切なく、自然にトイレに行きたくなるのでトイレにいくと、後ろから前から、最後は飲んだものがそのまま液状の状態で出てくるという(失礼)、本当に体内を掃除する薬でした。苦笑
思えば手術より、この薬を飲むほうが全然辛かったです。笑
さて入院当日の夜看護婦さんが割烹着タイプの術着を持ってきてくれました。
手術当日はこの術着を着て、手術時間の15分前にスタンバイしてください、下着はつけないでくださいと言い残していきました。
手術当日。
私はトップバッター、朝7:30の手術だったので、アモーレは7時前には病院にかけつけてくれ、術着を身に着けた私と一緒に手術担当員がお迎えに来てくれるのを待っていました。
7:35(イタリアですからね、はは)、病室にお迎えに現れた手術担当員が私を見るなり
「術着が前後ろ逆です。着替えてください。」
と言ってですね。
そういえば朝、術着を身に着けたときに、首と胸元の2箇所に結び目があるだけで、あとはオープン。しかも下着つけてないから丸見え。何てエロい術着なんだろう。
と思ったんですが、それは自分が前後ろ逆に着てたからなんですね。爆恥
アモーレに手伝ってもらってすぐ術着を正しく着用しなおす。笑
そして着替え終わった私に、担当職員
「何も飲み食いしてないですね。水も飲んでないですね。」
と聞くもんですから、
「あ、今朝口がカラカラだったので、潤す程度の水を飲みました」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!←担当職員
「水飲んだんですか?どのくらい????」←必死
「? ほんの一口です。普段からそう水は飲まないので、ただ今朝は口が渇いてたので潤す程度です」
顔色を変えた担当職員は
「手術室に入るとトイレがないので、今のうちにお手洗い行っておいてください、また戻ってきます。」
といって消えました。
そうなんです、外科手術の前は水はご法度。手術中に水が胃から逆流して窒息する恐れがあるんだそうな。
なので、飲食は手術前・午前0時を過ぎてからは一切ご法度。
というインフォは私が聞き漏らしたのか、看護婦さんが言い忘れたのかはっきりしませんが、知らずに大それた間違いをしでかしてしまっておりました。汗
消えた担当員は、麻酔医師数人に私が水を飲んだということを
水を飲むという一見何でもないことが、手術前の我々麻酔医師(あ、麻酔医師だったのね、とここで知る)にとっては非常に重い意味をもつことになるの。
と説明してくれました。
術着といい、術前の飲水といい、本当に私は外科手術対応レベル0でございます。苦笑
とりあえず、トップバッターじゃなく2-3番後に順番をずらして手術を受けることになりました。(水を消化させるため)
《教訓》
手術前は水飲むのやめましょう。笑
ド近眼なので、術中は当然ながらコンタクトレンズも眼鏡の着用できませんから何もかもが隅々まで見えたわけでは全くありませんが(というか何も見えていないほうが正しい)、順番ずらされて待つ間、手術前の喧騒っていうんですかね。
へーこういう風に手術は行われるのねー。みたいなものを感じることはできました。
抗生物質をまず投入されて、いよいよ私の乗ったベッドがオペ室に向かって進み始めます。
オペ室に入ると、それはそれは本当に多くの人がバタバタ動き回って手術の準備をしており、今自分の乗ってるベッドからオペ用のベッドに自分で移るように言われた時、
「あーグレイス・アナトミーみたいに、1、2、3ホイッと数人で移してくれるわけじゃないのね。涙」
と残念に思いながらトコトコとベッドを移ると、みんな慌しく私の体に触れていきます。
そこで感じたのが、オペ室って非常に寒い。
確かに暖かいと、臓器が腐るもんね。爆
それにしてもオペ室に入ってちょっと時間が経ちましたが私まだ意識あるんですけど、このままいきなり切られたりしないっすよね?
と不安になりかけたとき
「じゃ、麻酔入れます。」
と言われ、その言葉の2秒後に本当に視界が真っ暗になって意識を失いました。
目覚めたのは当然ですが、術後なんですが、麻酔は時間の経過を感じさせないなぁと思いました。
続く
#
by smilenory
| 2012-09-25 23:23
| 私のひとりごと