2015年 08月 10日
無事帰還
本日、無事下船しジェノバに戻って参りました。
短い契約でしたが、いろいろありました、、、、、笑
乗った船が、乗船した日からスイスの旅行会社のチャーターでドイツ語とフランス語以外いらない状態。いきなり10日間のバカンスですよ。
同じ日に乗船したスペイン語担当の同僚(今回の契約は彼抜きでは語れない 笑)が、
「乗船してお客さんがいないなんて初めて!!」
と大喜び。
私はどっぷりホームシックにかかってしまっており、早く下船することだけを考えていました。笑
そして10日間終了したら、いきなり日本人の新人さんが乗って来てトレーニング開始。
スイスチャーターが終わった途端、100人を超える日本人のお客様をお迎えしたのでトレーニングどころじゃないのわ、レストランのメニューが今までとガラッと変わってイタリアの各州に限定したマニアックメニューになり、エミリアロマーニャ州の料理は、、、、、リグーリア州の料理は、、、、というウンチクがメニューの左横に書かれていて、
「こんなん読んでたら注文が遅くなるがな!ウェイター泣かせのメニューなんか作りおって〜!」
と怒るも、一番迷惑を被っているのは、クルーズスタート当初は死ぬ程翻訳業があるというのにこんなしょうもない(失礼)ものを翻訳してる時間なんかないわ、アホ!!!と切れまくっている私なのでありました。苦笑
ホームシックも手伝って自暴自棄気味になっていたのですが、はっと思い返し、乗船したばっかりの新人さんにこちらの翻訳をお任せすることにして一件落着。
最初の2-3クルーズは翻訳業に徹してもらい、その後仕事を徐々に教えて行きました。
彼女が一人前に仕事ができるようになると、日本人乗務員は2人もいらないな。と思って、私は1000人を超えるイタリア人客の世話をすることにし、今日の契約終了まで主にイタリア語担当として働きました。
イタリア人はうわーと思う人も多いけど、日本人のお客様を相手にするよりは実は気がラクなんです。
あまり細かいことには拘らないし、フレンドリーに接することができますし、思った以上にイタリア語担当を楽しませて頂きました。
お客様からは、顔を覚えてもらったのか、船内を歩いてると
「チャオ、ノリコ!!!!!!」
って声かけてもらいましたしね。嬉しかったです♡
そんなこんなで、5年目に入ったクルーズライフで今まで一度も起こったことなかった事を語ろうと思います。
by smilenory
| 2015-08-10 04:31
| クルーズライフ