初寄港•那覇

未だに船の思い出話が続いております。m(__)m

今回の船では、那覇は初寄港でした。
初寄港となると、地元の港湾局(今回は那覇市役所)が初寄港の記念に船に記念プレートをプレゼントしてくれるので、その式典に通訳として必ず出席するように、と命令が下りました。
実際に式典が始まると、カナダ在住だったという英語ペッラペラの那覇市役所職員の方が通訳としていらしており、私は何のためにここにいるねん?状態だったのですけれども。笑

記念プレート贈呈式が船長宛に行われ、続いてミス•那覇からホテルディレクターに花束の贈呈がありました。
細くて美しいミス•那覇を見て船長が
「僕はプレートより花束もらうほうが良かったな」
と私にイタリア語で話しかけてきて、私は笑いを堪えるのに必死。
イタリアンは正直ですな
その他船長には、泡盛のプレゼントもあったので、泡盛とは何か?という説明をしました。
通訳って船長のためだったんかいな 笑

式典も終わり、那覇市役所の方々(20名くらい?)に船内を案内してから出口まで見送ると、本日乗船予定の日本人グループが既に船の外で待っておられました。
添乗員さんと話をすると、船の入り口直接集合なんで、まだ来てない人もいる。(すごい集合方法だ)と仰るので、全員揃うまでしばし船の外で待機。
私にとっても人生初上陸の那覇、だがしかし乗船客がいるので本日出られるのは船の外だけ、終了。(涙)
せめて空気くらいはお腹の一杯吸おう、とはふはふ吸ってきました。

そしたら1台のタクシーが目の前で停まって、中から体のご不自由なドイツ人女性客が降りてきて、タクシーの運転手さんは必死に手助けをしています。
車いすが必要なので、船内にある車いすが到着するまでしばらくタクシーの中で待ってもらうよう、タクシーの運転手さんに日本語で説明してくれ。と対応に出たうちのクルーが言うのでその旨伝えると、
「ああ、日本の方かい。そりゃよかった、自分は全然英語が分からんのでね、このご婦人が観光を気に入ったかどうか聞いてもらっていいかい?」
とお願いされたので、ご婦人に聞くと、ご婦人も英語は最低限ではあったものの、親指立ててすごくよかったと仰ったので、その旨伝えると
「いやーよかったよかった。」
タクシーの運転手さん、顔をクチャクチャにして喜んでいます。
何かこういう顔を見ると癒されるなあ。
と思っているとこに車いすが到着し、タクシーの運転手さんとうちのクルーでご婦人を車いすに移し、その後もさっさと行ったりせず、ご婦人がちゃんと船に入るまでこのタクシーの運転手さん立って見送ってます。

「お待たせしたら申し訳ないので、もう行っていいですよとタクシーの運転手さんに伝えてください」

とご婦人にお願いされたので、その旨伝えると、
「ああーそうですか。じゃ、気を遣われても何だから、行きますわ。」
とタクシーの運転手さんは車に戻られたのですが、何回も何回も船とご婦人の方を振り返りながら去っていかれました。

ああ〜日本人っていいなあ〜。
こういう暖かさというか人情って、他の国ではそうそう簡単に受けられるものではないので、たった一つの日本の寄港地•那覇にきっと少なくとも、このドイツ人のご婦人のお客様は満足されたに違いない。
とじーんとなってました。
お客様のみならず、那覇のオプショナルツアーに参加したうちのホステスチーム、みんな大興奮して、ナハはすごく良かった、と熱く語ってました。
エエな〜。
私は那覇でナハッナハッナハッというせんだみつおギャグ(古すぎてスンマソン)で写真を撮りたかったんですけれどもね。
もちろん夢と消える

私の人生初沖縄、初那覇は好スタートを切りました!
またいつか絶対戻ってくるぞーと誓ったのは言うまでもありません。
仕事外でね。笑
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by smilenory | 2013-01-27 00:20 | クルーズライフ

気がつけばイタリア在住16年!イタリアのクルーズ船で働きながら、思ったことを綴っています
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