食えればそれでいい 他には何もいらない

さてここで何回も書いておりますが、下船までの最後の4日間は日本人のお客様0状態でしたので、いろんな雑用がまわってきました。涙

アジアクルーズを体験して痛感したのは、その入国手続きの面倒くささ。
地中海にいるときは、ヨーロッパ共同体ですから基本パスポートコントロールは必要ないわけで、でも形式上私服の港湾局員が船が到着した後乗船してきて、こちらが用意したコーヒーとか朝食を食べながら穏やかに談笑。パスポートはちょっと見るだけ。下船時は船が用意したクルーズカードを持って降りるだけでよろしい。
こんな状態に2年いたもんですから、今回、毎回毎回港に着くたびに制服を着た警官が乗ってきてパスポート、入国カードのチェックをし、シンガポールなんかは我々クルーも外出のたびにパスポートを持ってでなければならず、非常に面倒くさかったです。
あちきのパスポートはシンガポールの入国スタンプだらけ。涙

そんなわけで入国が面倒くさい、次の港に着く2日前にはその国の入国審査員が乗船して全乗客のパスポートコントロールを行うので、お客様のパスポートは乗船時に全部こちらで回収しなければなりません。
そのお手伝いに駆り出されたんですが、ヨーロッパクルーズの後の最初の中国チャーター。1806人の中国人が午後5時から乗ってきて、その回収におおわらわ。
私のようなアジアの国に行くと現地人に絶対見られる顔は、当然中国人から何の躊躇もなく中国語で話しかけられ、

わっかんねーってば、私は日本人なのじゃー

光線を発し、とにかくパスポート回収したらはよいけ。とジェスチャーで中国人の対応をしてました。
気がつくと午後8時半。
なんと3時間30分もただひたすら中国人のパスポートを回収していて、周りをみると他のセクションからお手伝いに来たクルーは交代してて、私とルッソだけがただひたすら3時間30分もパスポート回収していた、という結果に。涙
しかもクルー食堂が閉まってしまったではないか!!がーん
それでもひっきりになしに中国人が乗船してくるので、うちの船の入国担当クルーに
「もう行ってもいい?」
とお願いして逃げました。笑

クルー食堂が閉まってしまったので、残るはビュッフェしかない。
仕方なくルッソとビュッフェにご飯食べに行ったのですが、そこで目にしたのはありえない数の中国人と右往左往、縦に横に全くもってレギュラーに動かない中国人客。
この現場だけで我々はさーっと引いてしまったのですが、他に食べるところがないからここで食うしかない。
やっとの思いでビュッフェの皿をとったところで、乗船時には国際海事法で定められている避難訓練開始のアナウンスが、、、、涙

仕方なく皿を元に戻して、我々は操舵室に向かい、お客様がいないのでアナウンスをする必要はありませんが、避難訓練に参加したというサインを操舵室で署名しなくちゃいけないので、とりあえず署名だけしに操舵室に行って、避難訓練始まったから少しは中国人の数も減っているだろうと期待しビュッフェに戻ったわけなんですが、、、、

ビュッフェを埋め尽くす中国人乗客数に変化なし。爆

お客様ー、避難訓練参加は義務です、お部屋に用意してある救命胴衣もって6階外側デッキの避難時の集合場所に行ってくださいな〜
と中国語が喋れれば絶対促していたと思うのですが、肝心の中国人たちは避難訓練、流れてくるアナウンスに全然興味も関心も示さず、ただひたすらガツガツ食べているのでありました。

本当の緊急事態が発生したら、今ビュッフェで食ってる中国人全員死ぬね。
不適切発言、すみませんm(__)m

ルッソと苦笑いしながら、とっとと食事を済ませて逃げました。

しかしビュッフェにはろくすっぽ食べるものがなかった、、、中国人が踏み入れた後のビュッフェって何て悲しいんだろう、しかも昨日まではあったビュッフェの大きな取り皿が消え、小さな皿しかないし、、、大きな取り皿を置くと食べ物がたちまちなくなるので、小皿しかおかない。とは後日聞いたシェフ談。

やっぱり下船してよかったです。苦笑
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by smilenory | 2013-01-22 03:50 | クルーズライフ

気がつけばイタリア在住16年!イタリアのクルーズ船で働きながら、思ったことを綴っています
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