主役を演じきる

あー週末ですね~。
何作ろう。と献立が全然頭に浮かばないので、この方のレシピに登場する材料をいくつか買って、そして出来上がったのが何故かオイルサーディン丼。

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レシピとは全く関係のないお昼ごはん 笑

あーでも久しぶりの日本食(?)。
しょうゆとか、ねぎとか食べると日本人DNAがわんさか騒ぎ出して大変です。(^^;;;;
うちのアモーレは雑食。日本食もアジア飯も、どこの国のものなのかよく分からない多国籍料理も、私が作ったものは文句言わずに完食してくれるので、彼の好みを考慮せずに料理に取り組めるので大変助かります。

さて、ネットで金子哲雄さんのお葬式の記事を読み、非常に感慨深い思いでいます。
実はお亡くなりになるまで、この方の事全然存じ上げなかったのですが。
浦島太郎なもので

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FBからお借りしました。

何に感慨したかというと、一言で言えば「死を受け入れる」ということでしょうかねえ。
だって人間、死ぬと分かったら、まずパニックになる→何で自分が?と己の不運に絶望する→お先真っ暗→思考回路停止
がほとんどでは?
それなのにこの方は、あ、僕死ぬんですね、じゃ、今をどう生きて、そして亡くなった後はこうしましょう。
と、病と闘いながらも実に現実を冷静にきちんと受け止めて、こういう風に行動を取りましょうと決めているところが非常に潔いというか、あっぱれというか、精神的に本当に強い人だなと感心するばかりです。

人間は生まれたら死ぬのは避けられないものなんですけどね。
でもなるべくなら、死とのご対面はできるだけ遅く、あと数十年後。とどんどん後ろに追いやって、で結局は避けてしまいますよね。


金子さんは自分の人生の幕下ろしまで自分でお膳立てされてて、しかも病床にいながら周りの人間への気遣いも忘れてはいらっしゃらなかった、これはできるようでなかなかできることじゃないと思うんですよ。
そして何より、ご自身の人生を主役としてしっかりと演じきられたな、という感が強いです。素晴らしいです。

自分の人生の主役は自分ですもんね。
どう生きて、どう死ぬかも全部自分次第。
幕切れもこう演じて、と自分で決める事ができるんですもんね。

いやはや、私もこうありたいです。

この方の存在を知らなかったとはいえ、その方の人柄というのは発する言葉に、書く文章に現れるものです。
もう神様からお呼び出しを受けられて、本当に残念です。


どうぞ安らかに。
合掌
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by smilenory | 2012-10-06 23:13 | 私のひとりごと

気がつけばイタリア在住16年!イタリアのクルーズ船で働きながら、思ったことを綴っています
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