入院日記②

さて麻酔から目覚めると(術後1時間経過してました)、お腹に違和感はあるものの痛みは特にありませんでした。
麻酔医師がすぐに
「あなたの苗字は!?」
と問いかけてきてビックリしましたが。笑

目覚めたので自分の病室に運ばれたのですが、私のベッドにつくなり同伴してくれた麻酔医師2名、
「はい、自分でベッドに移動してください」

エエ、術後なのに!?

フラフラしてるしボーっとしてる中、はい右足!次は左足!と軍隊の号令のような指示を受けながら必死で自分のベッドに移りました。

術後くらいは、グレイス・アナトミーの
「1、2、3、ホイッ」
を期待していたんですけれども。涙
それはイタリアでは甘い

手術は10時20分頃には終わって、病室に戻ってきたのがお昼の12時頃、後は夕方6時くらいまで昏々と眠り続けました。それ以降、やっと付き添ってくれてたアモーレ母、その後かけつけたアモーレと普通に会話できました。
ありがとうございます

やっと意識がはっきりしてきた私にアモーレが
「術後に今だから笑える小さなハプニングがあったんだよ」
と可笑しそうに言うんですね。
何かと思って耳を傾けると、

一旦手術が終わった後、麻酔医師が親族待合室に来て、アモーレを探していた。
しかしアモーレはどうしても仕事を休めなかったので、代わりにアモーレ母が待機してくれていた。
アモーレ母が
「息子はいませんが、私がいます」
麻酔医師
「あなたは誰ですか?」
アモーレ母
「姑です」
麻酔医師
「あなたじゃダメです、あなたには話せません。大至急ご主人に連絡を取ってください」

と言われ、何人もの手術を終えた患者が運ばれてくるのに未だに私の姿を確認できないアモーレ母は、何か良くない事が私に起こったと大勘違いし(笑)、大急ぎでアモーレに電話するも繋がらない。(番号間違って入力してたみたいです、笑)

仕方ないので家で待機しているアモーレ父に連絡を取り、アモーレ父に直接、アモーレの勤務先に向かうようお願いした。

アモーレ父は、アモーレ母からの話しか聞いていないので、私の身に何かが起こったという前提の下で、アモーレの勤務先に入るなり
「すぐ病院に行くか連絡を入れてくれ。」(切羽詰まった顔で)
「え、だってお母さんがいるでしょう?」→アモーレ
「医者がお前にしか話せないと言ってるらしい。どうもよくないことが起こったらしい、、、」
と沈痛な面持ちで話をするので、その場にいた社長の妻、店員さん、アモーレ全員がどーんと重い空気に包まれたとのこと、、、
お客さんがいなくてよかったよ 笑

アモーレは癌がみつかったか、最悪逝っちゃったか、と本当に覚悟したと言ってました。
そのくらいアモーレ父は暗く重く、アモーレ母からの伝言をアモーレに伝えちゃったみたいです。

その伝言により店は営業時間よりも早く午前中閉店となり(苦笑)、慌てて病院にかけつけたアモーレは執刀医、女医に駆け寄るも、二人とも穏やかに

「手術?ええ、無事に終わりましたよ!」

と答えたとのこと。

「何か、僕にしか話せないことがあるって言われて駆けつけてきたんですが、、、」

「・・・・・・・????? さぁ、私たちは特に話すことはありませんけど、、、、、」

このドタバタですが、私が手術中/後の緊急連絡人の記入をアモーレだけにしちゃったのが原因のようです。
病院側としては患者のプライバシーを守るために、緊急時の連絡人以外にはいかなる情報も提供しないんですね。
しっかりしてるじゃん、イタリア

《教訓》
手術中/後の緊急連絡先には手術に立ち会ってくれる可能性のある人も念のため記入しましょう

そんなことが起こってるとも知らず、その頃手術が終わって昏々と眠り続ける私なのでありました。笑

やっぱ外科手術の適応度0っす。

続く
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by smilenory | 2012-09-26 00:01 | 私のひとりごと

気がつけばイタリア在住16年!イタリアのクルーズ船で働きながら、思ったことを綴っています
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