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入院日記①

本日、無事退院しました。
昨日退院できるものだと確信して、朝から張り切ってコンタクトレンズも入れて退院体制万端だったのに、入院が1日延びて意気消沈。
何で意気消沈したかは、後ほど記述することとして。

いやー無事に終わりました。今はこのことでホッとしています。
病院から電話もらった時に、入院=手術と思い込んでいたので、入院してから明日手術。にがっかり。笑
外科手術には体内清掃に1日を要するんです。
ということを入院してから知る。苦笑

入院手続きが終わって病室に入ると、看護婦さんが持ってきてくれたのが2つの袋と1,5リットル入りペットボトルのミネラルウォーター2本。
「一袋を1リットルの水で飲みきってください。水は1,5リットル入りなのでちゃんと計ってね。3リットルの水で2袋飲まないでね。」

計ってねって言われても、計量カップがあるわけじゃなし、、、、苦笑
アモーレに適当に見てもらって、粉状の薬を溶かして飲み始めました。
看護婦さん曰く、体内を清掃する薬だそうで、これ飲み終わってからはしばらくトイレ通いをしなければならないので、早めに飲み終わったほうが夜中ずーっとトイレに起きなくてもいいよ、との話。

しかしこの薬、まずい!!

同僚から聞いてはいたものの、何となく超化学的オレンジ味がついているものの、飲むと吐き気を催す味で全然飲めない。涙
バリウムのほうが全然おいしく飲めます、な世界の代物。

「これは拷問だよ~!! 2リットルなんか飲めないよ~!!」

とアモーレに泣きつきながら、本当必死の思いで2リットル完飲しました。げぷ
何十年かぶりに必死の思いをした気がします。笑
後はお腹が痛くなるとかそういうことは一切なく、自然にトイレに行きたくなるのでトイレにいくと、後ろから前から、最後は飲んだものがそのまま液状の状態で出てくるという(失礼)、本当に体内を掃除する薬でした。苦笑

思えば手術より、この薬を飲むほうが全然辛かったです。笑

さて入院当日の夜看護婦さんが割烹着タイプの術着を持ってきてくれました。
手術当日はこの術着を着て、手術時間の15分前にスタンバイしてください、下着はつけないでくださいと言い残していきました。

手術当日。
私はトップバッター、朝7:30の手術だったので、アモーレは7時前には病院にかけつけてくれ、術着を身に着けた私と一緒に手術担当員がお迎えに来てくれるのを待っていました。

7:35(イタリアですからね、はは)、病室にお迎えに現れた手術担当員が私を見るなり

「術着が前後ろ逆です。着替えてください。」

と言ってですね。
そういえば朝、術着を身に着けたときに、首と胸元の2箇所に結び目があるだけで、あとはオープン。しかも下着つけてないから丸見え。何てエロい術着なんだろう。
と思ったんですが、それは自分が前後ろ逆に着てたからなんですね。爆恥

アモーレに手伝ってもらってすぐ術着を正しく着用しなおす。笑

そして着替え終わった私に、担当職員
「何も飲み食いしてないですね。水も飲んでないですね。」
と聞くもんですから、

「あ、今朝口がカラカラだったので、潤す程度の水を飲みました」

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!←担当職員

「水飲んだんですか?どのくらい????」←必死
「? ほんの一口です。普段からそう水は飲まないので、ただ今朝は口が渇いてたので潤す程度です」

顔色を変えた担当職員は
「手術室に入るとトイレがないので、今のうちにお手洗い行っておいてください、また戻ってきます。」
といって消えました。

そうなんです、外科手術の前は水はご法度。手術中に水が胃から逆流して窒息する恐れがあるんだそうな。
なので、飲食は手術前・午前0時を過ぎてからは一切ご法度。
というインフォは私が聞き漏らしたのか、看護婦さんが言い忘れたのかはっきりしませんが、知らずに大それた間違いをしでかしてしまっておりました。汗

消えた担当員は、麻酔医師数人に私が水を飲んだということをチクリに報告しに行った、と言ってました。
水を飲むという一見何でもないことが、手術前の我々麻酔医師(あ、麻酔医師だったのね、とここで知る)にとっては非常に重い意味をもつことになるの。
と説明してくれました。

術着といい、術前の飲水といい、本当に私は外科手術対応レベル0でございます。苦笑

とりあえず、トップバッターじゃなく2-3番後に順番をずらして手術を受けることになりました。(水を消化させるため)

《教訓》
手術前は水飲むのやめましょう。笑

ド近眼なので、術中は当然ながらコンタクトレンズも眼鏡の着用できませんから何もかもが隅々まで見えたわけでは全くありませんが(というか何も見えていないほうが正しい)、順番ずらされて待つ間、手術前の喧騒っていうんですかね。
へーこういう風に手術は行われるのねー。みたいなものを感じることはできました。

抗生物質をまず投入されて、いよいよ私の乗ったベッドがオペ室に向かって進み始めます。
オペ室に入ると、それはそれは本当に多くの人がバタバタ動き回って手術の準備をしており、今自分の乗ってるベッドからオペ用のベッドに自分で移るように言われた時、

「あーグレイス・アナトミーみたいに、1、2、3ホイッと数人で移してくれるわけじゃないのね。涙」

と残念に思いながらトコトコとベッドを移ると、みんな慌しく私の体に触れていきます。
そこで感じたのが、オペ室って非常に寒い。
確かに暖かいと、臓器が腐るもんね。爆
それにしてもオペ室に入ってちょっと時間が経ちましたが私まだ意識あるんですけど、このままいきなり切られたりしないっすよね?
と不安になりかけたとき

「じゃ、麻酔入れます。」

と言われ、その言葉の2秒後に本当に視界が真っ暗になって意識を失いました。

目覚めたのは当然ですが、術後なんですが、麻酔は時間の経過を感じさせないなぁと思いました。

続く
by smilenory | 2012-09-25 23:23 | 私のひとりごと

気がつけばイタリア在住16年!イタリアのクルーズ船で働きながら、思ったことを綴っています
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