ゴミ箱Gメン

先週の土曜日は、アモーレの友人が元妻経営のパブでDJをやるって聞いて、聞きに行く予定でいたんですが、一緒に行く予定の、スープの冷めない距離に住んでいる友人カップルが
「ご飯食べに行こうよ。DJ聞きに行くのは食事が終わってから考える」
という結論を出したため、ほんじゃわしらもそれでいいか。ってことで我が家から徒歩20分のところにあるトラットリアに食事に行きました。
友人カップルの彼氏、飲んだら絶対運転しないことを座右の銘にしてる人なので、飲む予定があると

①自宅でやる
②自宅から遠い場合は宿泊ができるところ
③自分以外に飲酒しないドライバーがいて家まで送ってもらえる
③ ①、②、③に当てはまらない場合は食事兼飲み会に参加しない

という、君はドイツ人か。っつー固すぎる信念の持ち主で、彼の意思を変えることは神様を持っても不可能なため我々は歩いて行ったわけです。
食事はまた別の機会にご紹介したいと思ってますが、ジェノバでいろんなレストランで食事しましたけど、3本指にランクインするほどおいしかったです。
牛肉のカルパッチョ ゴルゴンゾーラソースかけなんか、感動で涙ものでしたね。
ゴルゴンがゴルゴンそのものでなく、他のチーズか生クリームと混ぜてあって口当たりが滑らか。ゴルゴンが私はここにいますっ!!って主張してないものの、ゴルゴンの存在を感じ取ることができます。

さて食事が終わり、私は家に帰る気満々だったのですが、友人カップルは歩いてDJ会場に向かい始めました。

ぬわにーーー

トラットリアからDJ会場である、アモーレの元妻経営のパブまでは、そうですね、フィレンツェで例えればアルノの袂から階段を使ってミケランジェロ広場の更なる上にある、サンミニアート・アル・モンテ教会まで歩く距離に相当します(もしかしたら、もっとあるかも)。
ジェノバはイタリアの熱海ですから、とにかく平地少なく坂道ばっか。この階段登ってるときは
「くっそーこのCittà di Mexxa!!」
って心の中で悪態つきまくってましたが(失礼)、何よりビックリしたのはこの永遠に終わらないように見える階段の脇にアパートが一杯建ってるんです。
例え、このアパートの1室、7部屋くらいあってきれいで広くて素晴らしい眺め付きをただてくれてやると言われても、いらんな。
と思うほど、この階段を日々登るジェノバ住民に頭をかしげるやら感心するやら。

そんな時、アモーレが階段途中のあるスポットで
「ここね、エコロジー島なんだよ」
と言います。
エコロジー島とは、いわば粗大ゴミ処理場のことでして、一般のゴミ箱に捨てられないものをここまで持ってきて投棄します。
しかし、粗大ゴミもって階段登ってここまで辿り着ける人が何人存在するのだろうか?
と思ってたら、
「今日(土曜日)さ、社長に呼び出されて半日仕事にいったでしょ。その時に、店の床を壊したものが17の袋に分けて入れてあって、これをゴミ箱に捨てて来いって言われたんだよ。」

うらやましいことにアモーレは未だ夏休み中でして、というのも、お店の地下にコンクリート固めした金庫(盗難防止目的)を設置するため、その作業が今行われているために営業ができないのです。
まるまる1ヶ月の夏休み。日本の学生なみですね。笑

で、この話を聞いて、
「エエッ、床を粉砕した袋持ってここまで運んできたの?だって袋重いでしょう?」
と私が驚いてアモーレに聞くと、
「社長命令は、普通のゴミ箱に投棄しろ、だからね。車に積んで店の近くのゴミ箱に捨ててたんだよ。
3袋投棄したところで2名の若い女性が近づいてきて、警察手帳見せられて、今投棄してるゴミの内容は何かって聞かれたんだよね。警察管轄の、普通のゴミ箱に不法投棄するのを摘発する、ゴミ箱担当警官につかまっちゃった。」

アモーレ曰く、この作業は2日前から始まり、社長とムラトーレ(大工)で実はこっそりと不法投棄をしてたらしいんです。
で、それを見かけた近くの住人か、あるいはごみ収集担当者が回収時に
「ん? 普通のゴミとは違うものが入っている」
と気が付き、警察に連絡を入れ、この日はゴミ箱Gメンの婦警2名がゴミ箱近くのベンチに座って、アモーレが不法投棄するのをきちんと見計らってから事情徴収。と相成ったようです。苦笑
アモーレは社長に連絡をいれ、社長は不法投棄による罰金50ユーロを支払わされそうですが、その後社長と大工でエコロジー島に残りの14袋を投棄しに行ったとのこと。

ゴミ箱Gメンねえ、、、、苦笑
2001年2月からイタリアに住んでますけど、まだまだ知らないこと沢山、隠し玉の多い国ですなぁ。
無駄に人材を使ってるような気もしないではない気が、、、、苦笑
仕事がないに等しい国だから、細分化して仕事を与えていかなくちゃいけないっつーのは分かりますが、警察自体がポリッツィアに、カラビニエーリ、ビジリ、刑務所警察とそんなに警察いるの?っつーくらい細分化してるのに、ゴミ箱Gメンまでいたのか、、、
だって日本は警察は1つだけじゃん、、、、

神様、やはりあの世に行ったら、何故イタリア人を能無しに作り上げたのか話し合いましょう。笑
こういう公的機関で本当、ノータリン族と遭遇確立が上がるんですもん

PS
女医からは電話きませんでしたが、本日(月曜日)、待望の病院からの電話が来ました。
明日、手術に備えてのプレ検査①血液検査に行ってきます~

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by smilenory | 2012-09-10 22:37 | 私のひとりごと

気がつけばイタリア在住16年!イタリアのクルーズ船で働きながら、思ったことを綴っています
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