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両親初クルーズ

本当はアモーレに日本の大地を踏んで欲しかったのですが、パブのオーナーになって最初の年はイタリアを離れられない。というので、じゃあウチの両親呼んじゃお。ってことで、両親をクルーズにご招待。
もちろん、初クルーズです。

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船上・縁日パーティーでの一幕。ドレスコードは浴衣。
イタリアの船なんですけどね、、、笑

アシスタントクルーズディレクターの両親だから!
ってことで、私の知らぬところで各部署の方々が気をきかせて下さって、部屋にシャンパンが入ってたり、クマのぬいぐるみや愛の証明書(金婚式だったんです、ウチの両親)が届けられたり、レストランでは自動的にワインがボトルで出て来たり、、、飲み物とか一旦払うんですけど、後で消されてたとか。
オプショナルツアーもウチの親が行きたいと言ったところは、ツアーマネージャーの好意で全部タダ。
良かったねえ。
一人っ子なのに親孝行もせず、遠いイタリアに嫁いで親不孝者この上なかったわけですが、これで少しは親孝行できたかな?
来年も来る!と張り切ってるので、楽しかったのでしょう。娘がどんな仕事してるか目の前で見れて安心したようだし。良かった良かった

でも来年はアモーレを呼んであげないとなー。
って仕事続けてたらの話ですが、笑
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by smilenory | 2016-10-21 06:29 | クルーズライフ

日本の港

今回はチャーターの他に、うちの会社初・自社催行による日本発着クルーズを1ヶ月半やったんですね。
ホームポートは福岡だったんですが、その他舞鶴、金沢、釜山でも乗下船可能でした。
こういうタイプのクルーズってヨーロッパではよくやるんです、その方が集客が上がるんで。最寄りの港から乗り降りした方がラクに決まってます。
ただしそれはちゃんとターミナルがあって、出入国審査がないという前提のもと。

日本はカポタージュ協定という法律があって、日本船籍以外の船が日本だけを航海するのは許されず、必ず日本から一度出なくてはならない。
そのため一番近い韓国は釜山が寄港地に入っていたわけです。
ヨーロッパにはシェンゲンという協定があってヨーロッパは一つの国扱いであるのとは裏腹に、日本から韓国に行くのに同国扱いってわけにはいきません。必ず日本の出国審査を行わなくちゃいけない。
ところが日本でターミナルのある港ってほんとわずかで、出国検査のほとんどは船で行われるわけです。今回の出国審査が行われる港は境港。ゲゲゲの鬼太郎で有名なあの街です。
鳥取なのか島根なのかはっきりしろ!(ただの無知です、すみません)な港にターミナルがあるはずもなく。
しかも日本は0カウントといって、一人でも出国審査を抜けてない人がいると船が出航できない。

今回は日本人のお客様が大多数でしたが、それでも少数ながら福岡・釜山から香港、台湾からのお客様、釜山からは韓国人のお客様をお迎えしたので、境港出港前は
「まだ日本の出国審査をお済ませでないお客様は、大至急本船7階の出国審査会場にお向かいください」
のアナウンスが英語も入れて4ヶ国語、100万回船の中を流れる状態。
そんな中船上で催し物なんかできませんね、アナウンスがうるさすぎて。
韓国は空港かここは!?という立派すぎる故に歩く距離がエラいある船と直結したターミナルがあるのですが、日本の港は大体が貨物ターミナル、唯一ターミナルはあっても船と直結していない。晴れの日はいいとして、雨や雪や台風が来た時なんか、悪天候の中お客様に外を歩かせるんかいな。と今更ですが、大きなクルーズブームが来ていても、肝心の港はというとクルーズ船の受け入れ態勢が全くできてないなあと痛感しました。
今回、実は一番乗降の多かった港は金沢で、そのメインポートと呼んでも過言ではない金沢港は掘っ立て小屋のようなお粗末すぎるターミナルと船の間約20mを安全の理由で歩いちゃいけないという、もう今すぐこの港を消滅させましょう。などうしようもない港。
たかだか20mの距離をシャトルバスが2台で運行しているという有様。

いや、これはないでしょう。


いくら集客優先だといっても、こんなクソ港に首都圏からのお客様までもを誘導してはいけない。
一番多い時で900名以上のお客様が乗船されましたからね。
乗船の時はまだいいんですよ、乗ってくる時間がバラバラなのでシャトルバスを待つ時間がほとんどない。
問題は最終下船。港構内歩けないからシャトルバスに乗れる人数を考慮して順番に降ろして行くという、大変な時間のロス。また金沢で全員下船するわけじゃなく、自由行動に出かけるお客様もいらっしゃるので条件は同じで、船から港の出口まではシャトルバスに乗らなくちゃいけない。こちらはシャトルバスの定員を計算して最終下船のお客様を下船口に誘導しても、そこに自由行動のお客様がいらっしゃるとシャトルバスの待ち時間が当然ながら生まれる。それに加えスーツケースをターミナルに並べる時間が必要だから、最終下船は船が到着してから1時間後より開始。税関の係員もこの時間に合わせて来る。と港湾局が勝手に指定して来てですね。
お客様が全員金沢在住じゃないんだから、飛行機や新幹線の時間があって船到着後すぐにでも下船する必要のあるお客様はどうすんのさ!

もう日々戦いでした。
ヨーロッパでは早く降りる必要のある人はスーツケースを持って下船口で待機してて、下船許可が降り次第ゴー、バイバイ。
日本じゃそうはいかない。
だから、ヨーロッパと同じ方式を日本でやってはいけないんだってば!
あーもう何回噴火したことでしょう。
この1ヶ月半で寿命が10年は縮まりましたね。
そして来年は、船を変えて日本発着を半年やるという。
狂気の沙汰としか思えない。今回は本当に奇跡の台風による行程変更がなかったものの、台風は避けて通れない課題ですしね。それに何よりクルーズ船を今後日本に誘致したいのなら今から日本の寄港地は船に直結できるターミナルを作るべし、そして諸悪の根源カポタージュ協定を廃止すべし!
じゃなきゃクルーの体がもたん!せめて日本の出入国検査がないだけでも助かるのー
それでなくても毎日毎日お客様が乗って来るので乗船説明会、安全に関するビデオ(避難訓練の代用)の上映が毎日で気が狂いそうなんですからー。涙
幸い?なことに、今回の下船で、乗船に必要な書類が全部期限切れとなって、更新に必要なのはなんと!イタリア国籍。
イタリアに在住してる日本人でイタリア国籍保有者なんて、私の知る限り0。
日本国籍失ったら二度と再取得不可能ですし、そこまでしてイタリア国籍を所有するメリットが見当たらないし、私みたいに日本ばっか行かされる立場なら日本国籍・日本国パスポート保有は便利この上なし。

他の船会社か転職を夢見る今日この頃です。笑
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by smilenory | 2016-10-19 22:34 | クルーズライフ

戻ってきました!

長いことご無沙汰しておりました。
先週の日曜日に大阪で下船して、関空に直結してるホテルで一泊してパリ経由で無事ジェノバに戻って参りました。
今回は9月中旬に下船のはずが、私の代わりがいないため代わりの人が来るまで。と26日も契約が延びたんです。今までは日本人のお客様がいないとお役目終了感が強かったのですが、役職が変わると責任も仕事も全然変わるんだなーって改めて痛感しました。半年と5日、ひたすら働き続けた契約でした。
色々書きたいことは山ほどあるのですけど、今日庭のオリーブを収穫したのでそれを。
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これはタッジャスカと呼ばれる、各種あるオリーブの中でも格段に美味しいオリーブです。
上から2番目の写真の5倍は取れ、1リットルくらいオリーブオイルが作れるんじゃないの?と錯覚を起こすほどでした。笑
オリーブって隔年で実がなると思ってたんですけど(去年も大量に取れた記憶あり)、アモーレ母曰く、今年が豊作の年なんだそうです。去年はこの半分も取れてないと。

そして最大に楽しみにしていた栗。
庭にも落ちて来るし、裏の山に行くと笑いが止まらないほど栗が取れるんです。
が、数日前リグーリアをトルネードが襲い、栗の木は軒並倒れてしまっておりました。007.gif

それでも根性で拾った栗様
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毬栗がまだ緑のまま風で落とされたものなので、きっと美味しくないと思いますが、、、

船にいるときは毎日仕事で曜日を感じることはなく日々を過ごしてますが、下船して家に帰って来ると季節や曜日を感じられることが何より嬉しかったりします。
非日常な状態で数ヶ月過ごすと、なんでもないことに幸せを感じることができるのは、ありがたいことですね。

今回のドタバタ劇は、ぴあーのぴあーの更新していきたいと思っています。待っててくださいね。

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by smilenory | 2016-10-17 01:57

気がつけばイタリア在住16年!イタリアのクルーズ船で働きながら、思ったことを綴っています
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