最後の4日間は、「史上初」有名なミュージシャンやDJを呼んでそれを見たいお客さんがクルーズを購入、コンサート・ディスコの日々という、私には関係も興味もないクルーズでした。
日本人のお客様も実は数名いらしたんですが、チャーター側からメニューも船内新聞も全て英語で。と言うリクエストだったため、時々船内をウロウロするものの、やっとホッと一息つけるクルーズと成りました。

ボロ船がデコレーションによってこんなに変わるんだな。と感心させられたものです。笑

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船の中央ホールに吊るされたお魚さん
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再びヤコブ君(スペイン人)。オフィスが一緒だったんでご飯食べたり一緒に出かけたりと今回はよくツルみました。
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劇場です。一番大きなディスコに化しました。
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珊瑚をあしらった装飾
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これが本当の船のディスコ。古い船なんでディスコというより会議場というイメージが強いのに、装飾によって美しく変身しました

暇なはずのクルーズも実は落とし穴が待っていて、とにかく客層が若く世界中から来て酔っ払ってるので、クルーズカードの紛失その他が激しく、レセプションを手伝って欲しいと応援要請を受けました。
どれだけやれるかわからないけど、英語だけ喋ってればいいなら何とかなるか。と軽い気持ちでレセプションに立ったんですけれども、、、、
この若者達、特にエゲレスからのお客は英語の発音が良すぎる➕酔っ払いの域を超え完全な泥酔のため、何を言ってるのかさっぱり分からず。泥酔客が毎日、クルーズカードが見当たらないとレセプションに来ましたね。あとはカーニバルか⁇と勘違いするような仮装してる人や、上半身ハダカ、一番多かったのは靴を履いてない人たち。
もう目を見張るばかりの光景が広がっていたのでした。
本当は1時間だけでいいからね。と言われたレセプションへの応援要請が、蓋を開けてみるとこの酔っ払いさまたちでごった返しており、とてもとても1時間だけでは済まず結局延べ4時間お手伝いしました。

いやー私はレセプション向きの人間ではない。
とつくづく痛感した、いい機会になりました。
ってヨーロッパ路線に乗るならレセプション付けなのでやらなくちゃいけないんですけどね。
でもここまでの泥酔客はヨーロッパには居ないので、マシと言ったらマシ。

この方々が下船される日は、、、、、泥酔のため誰も朝起きておらず、下船の時間になってもほんのちょっとしか下船しておらず、部屋まで放送入れて、それはもう「叩き出した」という前代未聞のクルーズと成りました。笑
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by smilenory | 2016-02-13 09:28

封印が解けた

うちの船には船内限定のアプリがあります。
このアプリを双方のスマホあるいはタブレットにダウンロードすると、無料でショートメッセージを送ったり、電話をかけたりすることができます。
クルーズ船は大きいですから、別行動してる連れと合流するのはそんな簡単なことではありません。そしてデパートみたいにお客様のお呼び出しも出来ない。
トランシーバー持ってきてるクルーズ慣れしたお客様もいらっしゃいましたが、スマホがあればそんなもの持ってくる必要がないので便利。
いい時代になったものです。

このアプリは基本お客様向けのものですが、もちろんクルーも使えます。
私なんかは船内携帯持たされてるんで用があれば電話してすぐ相手を捕まえることができるのでほとんど使ってませんでしたが、クルー全員が船内携帯を持たされてるわけではないので、船内携帯を持ってないクルーとの連絡用に一応、乗船のたびにダウンロードだけはしています。
でも船内携帯があるため、メッセージが来てても全然気がつかずに1週間くらい放置。
というパターンがほとんどでした。苦笑
しかもiPhoneの i.O.S9以上には対応してないので、今回はこのアプリの出番はないなと完全放置でした。

プーケットは結構無料WiFiがあちこち飛んでるのでいらないとして、でもマレーシアとシンガポールはあったら便利だな。と思い、値段も安いのでSIMを購入、SIMの取り外しがややこしいPhoneの他にインターネット用にシンガポールでスマホ(サムソン・ギャラクシー)を買ったんです。イタリアに帰ったら、サムソン命のアモーレにあげればいいや、という気持ちもあり、、、、
で、このギャラクシーに船内アプリをダウンロードしまして、そのまま放置。いつものパターン。笑
お正月の超忙しいクルーズが終わって、最後の4日間は貸切・チャータークルーズ(そのうちアップします、船内が水族館ディスコに変身したすごいクルーズでした、笑)のため暇にしてたので、本当に何気なくギャラクシーを手に取ってみたら、この船内アプリにお友達申請が3件来てました。船内アプリもFB同様、友達を申請して相手に認証してもらわないとメッセージや電話の機能は使えないようになってます。
3件の申請のうちの1件が、全然知らないイタリア人で名前からすると副船長かセイフティオフィサー、はたまたイケメンクルーズディレクターのどれか。しかしイケメンクルーズディレクターはとっくに下船してたし、副船長やセイフティオフィサーがこのアプリ使うか?プロフィールの顔写真からしても彼らじゃない。誰だろう?ま、明後日には下船して家に帰るし、イタリア人だから認証してあげるとするか(コラコラ)。とアクセプトしたら、早速5分後にはメッセージがきました。
ちょっとメッセージのやり取りをしたところで、彼はファーストオフィサーであることが判明。
しかし私の普段の仕事からして、ファーストオフィサーとの接点はは全くありません。
でも彼曰く、操舵室で何回も会ってるから知ってるよ。と言います。
うーん、どのオフィサーだろう⁇
私が操舵室で見た見覚えのあるオフィサーとプロフの顔写真が全然一致しない。
しかも彼に聞いた、彼が操舵室にいる時間と、私が操舵室に行く時間帯が全くバッティングしていないんです。
私の頭は❓で一杯。
百聞は一見にしかず。
この日は中国人クルーズディレクターの計らいで、みんなで船のお客様用レストランで食事したので食後の一服を一緒にしようということになりました。
謎で一杯のファーストオフィサーといよいよご対面です!
食事終わったよと呼び出して、しばらくして彼はスモーキングポイントに現れました。

第一印象)
「あー、見たことあるかも」

以上。終了。笑
普通、オフィサーの制服を着てるとかっこよくない人でも素敵に見える「制服マジック」が彼には全く働かず。

会ったことはあったんでしょうが、全くもって印象に残らない(要はイケメンじゃない)タイプ。
ファーストオフィサーは、操舵室の他にオフィサー専用の食堂の廊下でもよく会って、その時私がバタバタと廊下を全力疾走で走ってたので、ヒールで走ると危ないよ!と声をかけたと言います。
そんなことがあったような、なかったような、、、、、何せ印象に残らないタイプ(私の好みじゃない、ああもう言いたい放題)言うことなんていちいち覚えていないしな〜。
話を聞くと彼はシングルで年齢は私の15歳下!
私はあなたより15歳上で既婚者!
ご退散願います。笑
しかし彼は全てを知った上でも、最近すっかり私を船で見かけなくなったらアプリに賭けてみた、やっと連絡がついて嬉しい、明後日に下船するなんて残念すぎる、そしてこのご対面がレストランで食事した後ですからオシャレ(一応)してたんで、mi hai colpito(僕を射抜いた)とか延々と言われ続け、

またかよーベリン!!(このブログのタイトルですね、わはは)

またかよーベリン!!① ロシア人
またかよーベリン!!② スペイン人

若くは見られるけど、年齢から言ってもただのオバハンよ、私?
しかもオバハンは若い男に興味もなくただ仕事のために船にいて、下船日を指折り数えて待ってるっていうのに、何でもう次から次へとどうでもいい男どもに興味もたれるのう?

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てな話を日本人の同僚の子に話ししたら、
「あはははのりこさん、それはねもう、封印が解けちゃったんですよ。」
と言われました。
封印が解けた?

もう次の船ではこの解かれた封印を再び固く閉じなくては、と肝に銘じるのみなのであります。
スキはないはずなんだけどな〜
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by smilenory | 2016-02-10 01:41 | クルーズライフ

タイが好きでたまらない

すっかりご無沙汰しておりました、クルーズ回想録を。

今回乗ったシンガポールコースは、シンガポールを拠点にしてマレーシアだけの3日間コースと、それにプーケットが入る4日間コースの繰り返し。
3日間コースなんてあっという間。しかもマレーシアだけなんて、、、(以下自制)
我々クルーは、ひたすらプーケットを楽しみにしていました。

理由1) 食べ物が安くて美味しく、マッサージもこれまた格安!
理由2) 海で泳げる(ヨーロッパ人にはたまらない)
理由3) 何気にショッピングも安く楽しめる

1度イケメンクルーズディレクターとクルー仲間で船を貸し切って人里離れたビーチに行ってきましたが、普段は仕事命で女性に目もくれない(だからゲイの噂が立つのかも⁇)のイケメンクルーズディクレターでさえ、プーケットの日は仕事なんかやってられっか!と真剣に海で泳ぐことだけ考えてたくらいです。笑
私は、ほらタイの海って痺れるほど綺麗ってワケじゃないのでどちらかというとマッサージに毎回重点置いてました。
老体激務ですから、マッサージは必要なんです。

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足デビュー 笑

2回目くらいからマッサージ屋を1箇所に決め4日おきに行ってましたから、オーナーに覚えてもらってクリスマスには瓶入り特製タイガーバーム(タイ語で書いてあるから分からないけど、匂いからしてこれ)をいただきました。
プーケットでは絶対再訪したいマッサージ屋さんです❤️

そしてクリスマス当日。
嬉しい事に寄港地は愛するプーケット。前日はクルー向けのクリスマスパーティーが船の劇場で行われて、次の日早いから早く寝たかったのに、たまたま廊下でイタリア人レセプションチームと遭遇して連行されたので部屋に戻ったのが深夜2時すぎ。
そしてベッドに入った途端、火災発生のアナウンスが流れ
「そ、空耳⁇空耳に違いない!」
とバックれて寝てしまおうかと思ってたら、廊下がざわざわ騒がしくなってこれは本当の火事だ。と慌てて制服に着替えて操舵室に向かい、午前4時にアナウンスしましたよ、、、、
火災発生は北欧路線の時に1度経験してて、その時は操舵室に3時間くらい待機してたんですけど、結局アナウンスはしないままでした。
今回は鎮火したものの、真実はお客様に伝えねば。と船長の意思で行ったんです。
鎮火してるんだから、知らないで寝てる人起こさなくてもいいのでは、、、と思ったのですが船長の指示だから仕方ない。
部屋に戻ったのが午前5時近く。オプショナルツアーの送り出しで午前7時には既に目覚ましセットしてたのでそのまま制服で2時間寝ました。涙

そんな寝不足の状態でもクリスマスですから。
いや、こんなことがあったからこそプーケットは楽しまねば!!
と海に、マッサージに、そして豪華ロブスターランチと派手に行かせていただきました。
同行者はエーゲ海クルーズの船で一緒だった、今回2回目のご一緒・スペイン人のヤコブくん(レセプション)。

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クリスマスですから、海でもクリスマスハット着用です❤️
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ロブスター!!

こんな感じで(ロブスターは毎回は食べまてせんが)楽しみすぎたプーケット、最終回のときは本当心から寂しかったです。
また行けるといいなあ、プーケット。
微笑みの国タイに行くと、いつもいつもホッとします。
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by smilenory | 2016-02-09 07:30 | クルーズライフ

アップしたいクルーズ回想録がいくつもあるのですが、すっかり後回しになっております。

アモーレが職を変えまして、イングリッシュパブのオーナーになりました。
既にこのパブを経営してるアモーレの友人が一緒にやらない?と声をかけてからというもの、アモーレはパブ経営者になることしか頭になく、経営権取得のための資金繰りにあれやこれやと頭を使っていたようです。笑
既に軌道に乗ってるパブのオーナーになるわけですから、ラッキーです。一からのスタートじゃ全然違います、
夜だけの仕事になるわけですが、今まで勤めてたところがアモーレの替わりが見つからないということで、午前・午後2時間ずつパートで出ています。
それでも日中一緒にいる時間が増えて、野暮用だ買い物だ、今まで一人でやってたのを手伝ってもらえて実は感謝しています。

そんなアモーレの唯一の休息日は日曜。
ジェノアの試合がない時は、山の家に行ったり映画観たり、外食を楽しんだりと非常に充実しています。
スターウオーズとか、イタリア語題はソープラビッスーティ(生き残ったもの)といったサイエンスフィクション系の者ばかり観てたんですけど(アモーレの好み)、昨日は私の大好きなトルナトーレ監督の最新作を観てきました。
最後に観た彼の作品は一人の男性の人生を“政党”を通して描いたもので、イタリアの歴史を知らないと楽しめないがっかりな内容だったので、今回はあらすじも読まず私の期待する作品であることを祈って(笑)行ってきました。

結果
号泣


トルナトーレ得意の、一人の人間観察を凄く凄く掘り下げて表現する方法はいつものことながら、一人の女性を愛する男性の愛の深さというものを余す事なく描かれており、もちろん映画ですから
「ここまでは現実ではやれるか?」
とふと我に返る事はあったものの、期待通りのトルナトーレ作品に号泣、今回もまんまとやられました。
なんとなーくニューシネマパラダイスを思わせるようなシーンもあって、モリコーネのBGMも手伝って、涙と鼻水で顔がボロボロになっているところで映画終了。
げ、ここで終わられてもこの顔じゃ映画館出られないよ!?
慌てて涙や鼻水をふいていると
「げ。アンタ泣いてたのかいな」
とアモーレに真剣にビックリ(呆れ?)されて、アモーレに隠れるように映画館を後にしました。

やーいい映画を観ると心が洗われますね。ヒダヒダが沢山再生した気がします。
日本のサイトで観ても出てなかったのでまだ公開は先なのかな?
日本で公開されたら、是非見に行って下さいませ。トルナトーレファンなら満足すること間違いなし(特に女性 笑)
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by smilenory | 2016-02-02 02:56 | 私のひとりごと

気がつけばイタリア在住16年!イタリアのクルーズ船で働きながら、思ったことを綴っています
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