着物は日本の心

今回、お正月クルーズの時に116名の日本人のお客様をお迎えしたので、大晦日のフォーマルナイト及びカウントダウンの時は着物を着ました。

着物を着る数日前から頭で帯の結び方をあれやこれやと思い出していたんですけど、当日着物着て帯と格闘しているときにルッソが酒もって私のキャビンにいきなり来てですね。怒
とりあえず何とか結んで、やってきたルッソとキャビンメイトの英語ホステスの子と3人でちょっと早い新年を祝って乾杯し(カウントダウンの際は我々は船内の各ラウンジに待機せねばならず一緒に新年を迎える事ができなかったため)、集合場所へと向かったのですが、やーっぱり帯がしっくりこなくてですね。
で、私は仕事中にも拘らず一旦キャビンに戻って(コラコラ)、船内の超高いwifi に接続しyou tubeを開け2重お太鼓結びをチェックして、ようやく帯をきちんと結べました。涙

中国人客が多かったので、着物を見てもしらーっとされましたが、ヨーロッパのお客様にはキモノ、キモノと喜んでもらえました。

ただね、私が着物を着たのは他でもない、私の愛しい愛しい日本人のお客様のためなんですけど、、、、笑

クルーズが終わり、クルーズの最後にお客様に配られるアンケート(お客様は記入を終え既に投函済み)をコンピューターでチェックしてたら、

「日本人乗務員の方が今回着物を着てらっしゃってて、日本人として非常に誇らしかったです。感心しました。」

ととあるお客様が書いていらしてて、、、

あーちゃんと見ていてくださってたんだー!!
こういう言葉、本当に嬉しいんですよね。着物着てよかった、この仕事しててよかったー。と痛感する瞬間です。
船の高いwifiに繋いだ甲斐もあったわー って

着物を持って行くと荷物がかさばるし重くなるので、特に飛行機での移動があるときはエクセス払いたくないし毎回どうしようかなーと考えるんですけど、喜んでいただけるお客様がいらっしゃるなら毎回持って行かなくちゃだわ。
と単純な私は心に固く決心したのでした。

次は北欧で(あ、その前に日本チャーターがあるか、、、)夏でも寒いですからね、着物にはお供してもらうことにします。

日本チャーター時には長崎に寄港するので、両親が私に会いにくる予定でいるみたいなので、去年の里帰りの時に持って帰って来れなかった着物を持ってきてもらおうかな。
しかしコペンハーゲンまでのフライトで重量オーバーになる可能性もあり 涙
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by smilenory | 2013-01-31 03:01 | クルーズライフ

1月も終わりですね〜

何だか下船してから随分時が経った気がするんですけど、まだ1月、今日で丁度下船してから2週間経っただけなんですよね〜。
長いわ

前回もそうでしたが、楽しい時の真っ最中に下船すると現実(陸)の世界に馴染むのに余計時間がかかる気がします。
そろそろ本格的に主婦業も始めなきゃな。
と重い腰を上げて買い物してきました。
献立が浮かばないダメ主婦 苦笑

ダラダラしながらも、まだ時間はありますが次の寄港地の勉強もボチボチと始めました。
ガイドブックは日本に行ってから買うのでいいとして、寄港地の名前は首都以外聞いた事ないところばかり、しかもその国にさえも足を踏み入れた事ないので、知識として基本情報を頭に入れておかなければならないことが沢山。
一気にやると今回の東南アジアのようにタイなのかマレーシアなのか分かんなくなり頭がごっちゃごちゃになるので(苦笑)、いまのうちにボチボチと始める事にしました。
次回の寄港地ですが、コペンハーゲン(デンマーク)を発着地として1週間のノルウェーフィヨルドコースと1週間のエストニア、ロシア、フィンランド、スウェーデン(いわゆるバルト海)コースです。
フィンランド以外未踏の地。
しかしヘルシンキもフィンランドも添乗員やってたとき以来だから、全然覚えていない。汗
胸が高鳴ります〜。寄港地がどんなところだろう、とか未踏の地に足を踏み入れる興奮っていうんですかね。見聞が広がるのは非常に嬉しい事です。
また人との出会いも、お客様にしろクルーにしろ、どんな方とお知り合いになれるんだろう。
と思うとワクワクします。

北欧コースが終わると、日本人ホステスとして行けるコースはドバイを残すのみ。
来年1月に滞在許可書を更新しなければいけないので、今年の12月から来年の1月にかけて乗船不可能なので、ドバイ乗船まで間が空きそうですが。
ドバイはヨーロッパが冬の時だけの航行なんです〜

あ、その前に日本人チャーターがあるんだった、、、、汗汗汗
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by smilenory | 2013-01-31 01:04 | 私のひとりごと

秘密の告白 

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by smilenory | 2013-01-29 18:05 | クルーズライフ

久々の再会

今週末は、フィレンツェ時代の超仲良し•フィレンツェ人気公認ガイドのマイコちゃんと、今はミラノに住むパスタ同好会のR子さんがジェノバに遊びにきてくれました。

パスタ同好会のR子さんは、フィレンツェに髪を切りに行ったついでに前に働いていたオフィスに寄ってお会いしていたものの、フィレンツェ人気ガイドのマイコちゃんとは、ジェノバ移住のためフィレンツェから最終的に去った時に駅まで見送りにきてくれたとき以来なので、3年ぶり(もっと?)の再会。

去年、私が病気が理由で下船し手術待ちしてるときに、暇だからフィレンツェに遊びに行こうと目論んでいたのですが、大忙しのマイコちゃんと都合がつかず、そうこうしているうちに手術することになり、手術後はとっとと船に乗ってしまったので、会えずじまいだったのでした。
今回、マイコちゃんからツアーがキャンセルになって日•月と休みになったから、遊ぼう。と誘われて、本当は私がミラノに行きたかったのに、ミラノは行ってきたばかりだから嫌。と相変わらず人気ガイド故のタカビーなマイコちゃんに負け(笑)、ジェノバに集合してもらったのでした。

飲むわ食うわ。
休日の昼から飲むワインはうまいに決まってるのですが、久々の再会と近況報告を肴にするとワインは何本でもいけるものなのですな。
アモーレも入れて4人で軽く5本、食後酒も入って、私は立派な酔っぱらいになっておりました。
私だけ?
お腹いっぱいなのと、酔っぱらってるので散歩に行こうということになり、我が家からジェノバの有名な広場•フェッラーリ広場まで歩きました。

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人気ガイドのマイコちゃんとR子さん。こんな写真を撮った事さえ覚えていない私。汗

その後、夕飯(ワインがっつり)、翌日のお昼はアモーレ両親宅でごちそうになり、日本人美女2人にアモーレ父はハイテンションとなり(笑)、更なる酒をかっくらい、さすがに今日の夕飯は酒断ちしました。

何年も会ってなくても、会わなかった時間が嘘のようにすぐに取り戻せるものだな。友達はいいなあ。
としみじみ思った今週末でした。

次に会えるのはいつだろう?
って実はこっそりとバカンスを計画中だったりする、この人たちと。笑
オフェルタが出たら、の話ですけど。
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by smilenory | 2013-01-29 08:19 | 私のひとりごと

初寄港•那覇

未だに船の思い出話が続いております。m(__)m

今回の船では、那覇は初寄港でした。
初寄港となると、地元の港湾局(今回は那覇市役所)が初寄港の記念に船に記念プレートをプレゼントしてくれるので、その式典に通訳として必ず出席するように、と命令が下りました。
実際に式典が始まると、カナダ在住だったという英語ペッラペラの那覇市役所職員の方が通訳としていらしており、私は何のためにここにいるねん?状態だったのですけれども。笑

記念プレート贈呈式が船長宛に行われ、続いてミス•那覇からホテルディレクターに花束の贈呈がありました。
細くて美しいミス•那覇を見て船長が
「僕はプレートより花束もらうほうが良かったな」
と私にイタリア語で話しかけてきて、私は笑いを堪えるのに必死。
イタリアンは正直ですな
その他船長には、泡盛のプレゼントもあったので、泡盛とは何か?という説明をしました。
通訳って船長のためだったんかいな 笑

式典も終わり、那覇市役所の方々(20名くらい?)に船内を案内してから出口まで見送ると、本日乗船予定の日本人グループが既に船の外で待っておられました。
添乗員さんと話をすると、船の入り口直接集合なんで、まだ来てない人もいる。(すごい集合方法だ)と仰るので、全員揃うまでしばし船の外で待機。
私にとっても人生初上陸の那覇、だがしかし乗船客がいるので本日出られるのは船の外だけ、終了。(涙)
せめて空気くらいはお腹の一杯吸おう、とはふはふ吸ってきました。

そしたら1台のタクシーが目の前で停まって、中から体のご不自由なドイツ人女性客が降りてきて、タクシーの運転手さんは必死に手助けをしています。
車いすが必要なので、船内にある車いすが到着するまでしばらくタクシーの中で待ってもらうよう、タクシーの運転手さんに日本語で説明してくれ。と対応に出たうちのクルーが言うのでその旨伝えると、
「ああ、日本の方かい。そりゃよかった、自分は全然英語が分からんのでね、このご婦人が観光を気に入ったかどうか聞いてもらっていいかい?」
とお願いされたので、ご婦人に聞くと、ご婦人も英語は最低限ではあったものの、親指立ててすごくよかったと仰ったので、その旨伝えると
「いやーよかったよかった。」
タクシーの運転手さん、顔をクチャクチャにして喜んでいます。
何かこういう顔を見ると癒されるなあ。
と思っているとこに車いすが到着し、タクシーの運転手さんとうちのクルーでご婦人を車いすに移し、その後もさっさと行ったりせず、ご婦人がちゃんと船に入るまでこのタクシーの運転手さん立って見送ってます。

「お待たせしたら申し訳ないので、もう行っていいですよとタクシーの運転手さんに伝えてください」

とご婦人にお願いされたので、その旨伝えると、
「ああーそうですか。じゃ、気を遣われても何だから、行きますわ。」
とタクシーの運転手さんは車に戻られたのですが、何回も何回も船とご婦人の方を振り返りながら去っていかれました。

ああ〜日本人っていいなあ〜。
こういう暖かさというか人情って、他の国ではそうそう簡単に受けられるものではないので、たった一つの日本の寄港地•那覇にきっと少なくとも、このドイツ人のご婦人のお客様は満足されたに違いない。
とじーんとなってました。
お客様のみならず、那覇のオプショナルツアーに参加したうちのホステスチーム、みんな大興奮して、ナハはすごく良かった、と熱く語ってました。
エエな〜。
私は那覇でナハッナハッナハッというせんだみつおギャグ(古すぎてスンマソン)で写真を撮りたかったんですけれどもね。
もちろん夢と消える

私の人生初沖縄、初那覇は好スタートを切りました!
またいつか絶対戻ってくるぞーと誓ったのは言うまでもありません。
仕事外でね。笑
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by smilenory | 2013-01-27 00:20 | クルーズライフ

グランデフラテッロ船

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by smilenory | 2013-01-26 23:50 | クルーズライフ

雨が降るクソ寒い中、自分でもおかしいんじゃね?と思いましたが、自転車で会社に行ってきました。
バスで行くには時間が遅すぎた

担当者は、アジアどうだった?というので、いやー2年も地中海にいたからアジアの寄港地が非常に新鮮だったし、同僚には恵まれて相当楽しかった、、、と忘れられない船の思い出を堰を切ったように話した後、早速本題に入りました。

1人は実は妊娠して今後船には乗らない
父親は誰!? まさかクルーではあるまいな??? って大きなお世話
1人はスペインに住んでるので、滞在許可書更新のため7月まで働けない
そんなに時間かかるのか
現在2人が地中海、1人がドバイ路線に乗ってて、契約が終わるのが今年の7月。

え?
そうなると、、、、

チャーターに行ける人がいないじゃないですか!

がーん

仕方ありませんからね、大きな希望を持ってやってくる我が日本のお客様達を路頭に迷わせる訳にはいきませんから、引き受けました。

でもでもでも担当者くん。
私は5月8日にサボナから乗船したいのよ?

と小さな抵抗を試みましたが、

「サボナからコペンハーゲンまでのポジショニングクルーズにわざわざ乗る必要ないよ。コペンから乗ればいいから」

と一蹴。涙

従いまして、私はチャーターが始まるちょっと前に釜山か済州島より今回下船した船に乗船し、4月29日からスタートするチャーターに2本乗って下船、下船のその日に飛行機乗ってヨーロッパトンボ帰りで5月16日にコペンハーゲンから元々乗船予定の船に乗船。

と相成りました。

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予想通りの展開で、私には悪い意味での透視能力があるのか?
そんな大げさなものではないが

と愕然としましたね。

担当者くんがコンピューターに私の乗船日、下船日、トランスファー日を入力していくのを見て
あー。と力が抜けて行くのを感じました。

ま、私も女ですからね、一度引き受けたからには日本のお客様のために、船では無理だけど人間がよかった。って言ってもらえるよう頑張ります。

しかし長旅と、また洗濯物手洗いしなくちゃか〜とクルーズとは全然関係ないことでガックリしていたりします。笑

ということで、日本在住でクルーズにも私にもご興味おありの方いらっしゃいましたら、是非いらしてください。お待ちしております。m(__)m
でもあの、船は古いのでクルーズ=豪華客船という間違ったイメージは是非完全払拭してからお超しになるのをお勧めいたします。爆
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by smilenory | 2013-01-24 17:49

献身看護

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by smilenory | 2013-01-23 18:41 | クルーズライフ

思い出話は終わったと思ってたら、まだ書き足したいことが見つかりました。笑

12月の頭から21日間、何と世界のヒンズー教徒約400人(もっといたかも)が乗船してきてですね。
船の1サロンが完全に彼らだけのものになり(他のお客様立ち入り厳禁)、その他劇場やしょぼいディスコも彼らの催し物が行われる時だけ一時的に貸し切りなるなど、この時期に乗船されたお客様には非常に申し訳ない状態が続きました。

一番クレームしたのはドイツ人客で、通常料金支払ってるのに船の全部の施設を使えないなんて返金対象だ!(ごもっともです)とゴネにゴネて、同僚のドイツ人ホステスはクレームの処理、レポートに毎日てんやわんやでした。

我が日本のお客様からもこのヒンズー教徒に対してもちろんクレームは出ました。
お話聞いてビックリしたのが、お客様が一人でいると、必ずヒンズー教徒が近づいてきて、瞑想やヨガに参加しないか?と勧誘され続けた、ということ。

それはまずいでしょう。汗

私もすぐ直属の上司であるクルーズディレクターに、日本人でさえもこのヒンズー教徒にクレームしてる。とすぐ報告しましたけどね。
ただ我々船上の人間は、乗船してくるお客様のケアのみで予約部門にはタッチできないので、受け入れた会社を怨んでも、船上の同僚に罪はなし。
ただひたすらこいつら(ヒンズー)が下船するのを指折り数えて待つのみの状態でした。涙

しっかし。
山のような中国人もさることながら、オレンジ色の法衣着て船内をうろつく多くの群衆を目の当たりにするというのも、クルーズの雰囲気をぶちこわし品質低下に貢献してるな、とつくづく思いました。

教祖にあたるっぽい人(オウム真理教でいう麻原彰晃的人物 例えが悪すぎてスミマセン)は若いのに眼光も鋭く、浅黒い肌になかなか男前。な人だったのですが、この教祖の足に口づけできる(オエー)、船上に集まった教徒だけの特権@一人あたり600ユーロ(金取るんですな)、とかの事前の打ち合わせなしの突然振って涌いた催し物の追加に、上の人間が東奔西走していたのは言うまでもありません。
お客様のみならず、我々も立派な被害者だったわけです。涙

ヒンズー教徒様たちが下船していかれた時、我々が万歳三唱したのは言うまでもありません。笑

教祖が下船するときに、クルーズディレクターに感謝の気持ちを込めて、ペンダントヘッドに笑顔の教祖の写真入りロザリオみたいなものをプレゼントしていかれてですね。爆
このロザリオはその後、我々が会議をするたびに

「我々は神のご加護を受けているのよ〜 ほれほれほれ〜」

とクルーズディレクターがロザリオをふりかざしていました。大和田獏

捨てんかいな、そんなもん!!! とホステス一同ロザリオに対してクレーム。笑
クルーズディレクターはそれでも頑固に捨てず、オフィスの一部に装飾品として飾ってましたね。

もしロザリオが力を発揮するとすれば、、、、2000人以上の中国人客が人間のレベルまでに達するようお導き頂くのに役立ててほしいですね。

••••ま、無駄でしょうけどね。苦笑
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by smilenory | 2013-01-23 17:49 | クルーズライフ

バイバ〜イ

今回のクルーズ思い出シリーズ最後を飾るのは、本当に大ラス、香港空港で韓国人フロントの子が撮ってくれた、ルッソが飛行機に乗る直前の映像です。笑
後ろ姿は私です 笑

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ルッソ、悲しそうだなあ。笑
疲れてるだけか?
こんな表情してたの、全然気がつきませんでした。
手前のフレンチホストも悲しそう。笑

今回のメンバー全員と再び同じ船で働く。というのは不可能なので、楽しい契約だった時には余計別れが辛くなるものなんですよね〜。

みんな、ありがとう!
近い将来、再び一緒に働けることを祈りつつ、、、、
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by smilenory | 2013-01-22 04:01 | クルーズライフ

気がつけばイタリア在住16年!イタリアのクルーズ船で働きながら、思ったことを綴っています