2014年 01月 31日
滞在許可証更新@ジェノバ(覚え書き)
ここよく通りかかるんですけど、今日自転車で乗り付けたとき初めて、クエストウーラの大きな正面玄関があることに気がつきました。
「でもイミグレオフィスに行くのにここから入るとは到底思えん」
と臭いがしまして(笑)、いつも目にしていた裏玄関みたいなところから入りました。
そこには
「アポイント取ってあるの?紙見せてもらっていい?」
と言うので、郵便局でもらった予約の日時が書いてあるものを見せました。
「そこのトンネルくぐって行き着いた先がイミグレオフィスだから。」
トンネル?
って顔しちゃったんでしょう、私。トンネルだよ、トンネル。ほらそこに見えるでしょ。とすぐさまおまわりさんが私に言う。
私がまだ納得しない顔でいると、他のおまわりさんが、ほらほらすぐそこ。見えてるでしょ。とエライ騒ぎになり。
トンネルっていうからここから一旦出て外からトンネル経由で行くのかと思いきや、おまわりさんの言うトンネルとはビニールハウスみたいな天井がついた、ただの通路だったのでした。苦笑
まあ、トンネルに見えないこともない
さてそのトンネルを抜けるとそこは待合室でした。
10人くらい待ってたので、近くにいた学生さん風の方に
「あのー、番号ってとるんですか?」
と聞く。と、
「You should wait here」
とまさかの英語で返答が来る。
大丈夫か、学生(かどうかは未確認)。警官は厳しいぞ。イタリアに滞在するならイタリア語理解しないことには話にならん!ぐらいの勢いでがーーーーっとイタリア語で捲し立てまくる警官を過去の滞在許可書更新時に何人も見たぞーーーー
とこれまた心の声を私が顔に出してしまったのでしょう、学生風の方
「あ、Aspetta qui(ここで待つんだよ)」
とイタリア語で答え直してくれました。苦笑
待つ事15分。
郵便局で貰った予約時間よりも12分も早く名前が呼ばれ、○番窓口まで来て下さいと待合室で放送がかかりました。
すげークエストウーラ@ジェノバ
フィレンツェですら今も番号札があると聞いているのに、ここは郵便局で取ったアポがそのまま警察まで通っているのですかあああああああ!
ま、フィレンツェとジェノバじゃ滞在外国人の絶対数が違うのだと思う
しかも驚いたのは、いろんなサイト、ブログを見て
「こんだけ持って行けば大丈夫だろう」
と用意して行った数々のドキュメントのコピー、一瞥もされませんでした。
用意していったものの、ただの紙切れとなってしまったものたち
結婚証明書
家族証明書
住民票
身分証明書(私、アモーレ)
テッセラ•サニタリア(私、アモーレ)
CUD2013(収入証明書 私のとアモーレの)
730(確定申告 私のとアモーレの)
(コピー2部ずつとオリジナル)
必要だったもの
パスポート
郵便局でもらった予約の紙(書留の控えと手数料支払い用紙の控えが止めてあるもの)
滞在許可証のオリジナル
写真4枚
以上です。愕
えっ、他に書類見ないんですか?と驚いて聞いてしまったのですが、いーえ何もかもコンピューターに入ってるから必要ありませんよ〜。と涼しく回答されてしまいました。
なぬー
女性のおまわりさんだったのですが(一瞬ついてないと思いました、苦笑)、コンピューターの画面を見ながら、イタリアには仕事で入ったの、それとも他の理由で?、学生で入って半年後に労働に切り替えました、とか今のパスポートはどこで発行したもの?、ローマの日本大使館とか、仕事はしてるのか、とか確認事項のみ。
口頭で答えてくのをおまわりさんがコンピューターに入力していきます。
それだけです。
ジェノバには日本人が本当に少ないとか、勤め先と所属を答えた時、世界のどこに行ったのかーとか、日本にも行ってみたいーとか、雑談も多少入ります。
あとは5本指の指紋、場所変えて両手全部の指紋を取って終了。
1時間半後にはクエストウーラを後にしてました。
すごい進化です!
おまわりさんたちもすごく感じがいいし、何より待たない。いや、多少は待ちますけどでも以前のような6時間待ちとか朝3時起きとか涙なしでは語れない滞在許可証物語はもう完全に過去のものになりましたね。
いい時代になったものです。しみじみ。
こんなにスムーズに行くならまた滞在許可証の更新しにクエストウーラに来てもいいかも。
いやいや、今回はILLIMITATA(期限なし)をもらわねば!
どうなることやら、、、、滞在許可証が出来上がってるかどうかはサイトで確認してね。と言われたのですが、SMSで来ると思ってた私には唯一えっ。と思ったことでした。
滞在許可証が無事受け取れてからまたご報告いたします〜。
by smilenory
| 2014-01-31 22:44
| 私のひとりごと