2013年 03月 24日
砂漠のオプショナルツアー
せっかくの日曜も雨でお出かけできず、親子3人家でのんびりしております。
てことで、そろそろクルーズの思い出話を復活させねば。笑
さて、私の今回のクルーズの目的は
砂漠
ピラミッド
スエズ運河
でした。
私の期待した砂漠は
こういうのだったのですが、エジプトのアラビア砂漠は期待に反して砂利系の砂漠でした。涙
がっかり系の砂漠 苦笑
さて、船のオプショナルツアーで砂漠の夕日を楽しむというのがあったのでそれに参加し、ジープで約1時間
砂漠に暮らす民族の家
私たちはイタリア語のツアーに参加したので、私とマイコちゃんが乗ったジープとは別のジープに乗っていたガイドがどんな民族で、何をして生計を立てているのかなどの説明を行います。
このガイド、とにかくイタリア語が堪能で見かけも「マルコ」って顔してたので(理由はない)、へーイタリアからわざわざエジプトに移住してガイドしてるんだーと思いながら話を聞いていると、
「僕の名前は、他のエジプト人やイスラム教徒にありがちな、マホメッドと言います」
え?
エジプト人なの?
うそだ〜エジプト人がこんなにイタリア語を流暢に話せる訳がない!!
と私とマイコちゃんはマホメッド•エジプト人説を頭から信用してなかったのですが、このマホメッドが時々砂漠に住む民族と流暢にエジプト語を話すのを聞き、また夕暮れ時には突然祈りを始めたので、マホメッドの実はイタリア人で名前はマルコ説はガラガラと音を立てて崩れて行ったのでした。笑
説明の最後に、ツアーに参加していたとあるイタリア人のご婦人が
「質問の最後になるけど、一体どこでイタリア語を習ったのか教えてちょうだい。動詞の使い方も何もかも完璧、イタリア人がイタリア語を喋ってるようよ」
とマホメッドくんに説明を求めたくらいです。笑
マホメッドくんはカイロ大学でイタリア語を習得し、イタリアには一度も来た事がないとか。
「マホメッドのイタリア語のレベルを知った暁には、私らが13年もイタリアに住んでるなんて恥ずかしくて言えない」
と私とマイコちゃんは隅っこで小さくなっていました。笑
エジプトの最大の産業は実は観光なのだそうでして、ほとんどのエジプト人は観光業に携わるために大学で語学を習得するのだそうです。
そういえば、日本からエジプトにツアーで行くと、エジプト人の日本語を話すスルーガイドが付くもんな。
とナルホド納得したのでした。
しかしイタリア人のツアーに参加すると、実に面白いですね。
何が面白いかというと、不思議に思った事はとにかく人目を気にせず、ガイドが説明してるっつーのにそれも気にせず話の腰を折って(苦笑)ガンガン質問します。
小学校低学年レベルだと思います。爆
日本の小学生もこんなことしないか。爆
イタリア人が一番興味を持っていたのはどうも、イスラム教の一夫多妻制度のようでして。
「全部の奥さんを満足させなきゃいけないんだよねえ?」
と殿方からイミシンな質問が投げかけられるも、マホメッドくんは照れながら
「いや、現代のイスラム教徒は一夫一妻がほとんどです。経済的な理由から、石油王でもないかぎり全員同じレベルの生活をキープするのは無理ですから。」
「で、君は奥さん何人いるの?」
「あはは、いい質問です。僕の妻は一人です。それもやっとのことで養ってます」
笑
ここでは特に会社も、雨が降らない砂漠では農作業もできないので、観光客に来てもらって彼らが作る工芸品を購入してもらう事によって収入を得ている。
ということでしたので、私とマイコちゃんは手作りのストールを買いました。
ストールはこういう風にエセ•イスラム教徒へと変身できるようになっています。
モデル:マイコちゃん
お買い物も終わり、現地民族の人とお別れしていよいよ砂漠の夕暮れを見に、再びジープを走らせます。
絶景の夕日を楽しむスポットに到着して夕日を眺める。
写真がどーしても載せられないのです。涙
FBには載せられたのにな〜。
いやー大満足、大満喫の1日となりました。
by smilenory
| 2013-03-24 22:18
| プチバカンス