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番外編@入院日記

早く書かなくちゃと思っていたのに、キノコ食べるのに夢中になって忘れてました。汗

どうでもいい番外編です。

私が入院した病院の病室って2人部屋だったんです。
私が入院した時は、イタリア人と結婚してるロシア語圏(多分カザキスタンとかその辺り)の女の子が前日に手術を終えて入院してました。
私の方が先に手術したから、と手術前の不安、手術当日、術後の様子などそれはそれは丁寧に教えてくれましてね。
外見もなんとな〜くですが、イタリア人と日本人のハーフっぽい顔してたので(でも多分カザキスタン人)余計好感がもてて、いろいろ不明な点を彼女に聞いてました。

彼女は私の手術の日に退院して行って、その後3日と半日は2人部屋を1人で使う、いわゆるツインシングルユース状態が続いてたんです。嬉

で。
日曜のお昼過ぎにイタリア人女子が彼氏を伴って、私の病室にやってきました。

どうでもいいんですが、彼氏が超かっこよくてですね。
イタリア人女子に大人気のガブリエル•ガルコにそっくり。

ガブリエル•ガルコをご存じない方へ↓↓↓

番外編@入院日記_a0287461_626211.jpg


お昼にやってよさそうな、しょーもない三流メロドラマに主演して人気大爆発した方です。
が、ワイルド系は個人的には好みじゃないので、かっこいいとは思いますがファンではないです。
聞いてないっつってね

このガブリエルくんがまたいい人で、彼女のいいなりにあっちいったりこっちいったり、彼女の両親から電話が来て病院に着いたけど病棟が分からないってことで、彼を迎えに行かせたり。

対して彼女は、ドルチェ〜なタイプではなく、何でも自分でどんどん決めて進んで行くキャリアウーマン型女性。使うイタリア語も高度でガイコクジンには時々????と意思の疎通を図るのが難しい方でした。
非常に細い彼女だったのですが、病室に入ってくるなり椅子、テーブル、クローゼットと自分が触れるものを一斉に拭き始めたので相当なきれいずき、いや神経質さんだったと思われます。

入院日はダメですが、手術日は女性に限り病室で一泊していいことになっています。
男性を付き添いにする場合は、事前に病院に申請を出して且つ、同室者(この場合はアタチ)の許可が必要というのがルールだそうです。
私のときは、猫がいるんでアモーレに外泊してもらおうなどとは露にも思っていなかったので、付き添いはお願いしなかったのですが。

よくある、具合悪いときは周りの空気が重くなるくらいに悲痛を訴えるイタリア人、彼女もその例外ではない気がしたので、彼女が手術を受ける前の月曜日にとっとと退院したかったのです。
しかし執刀医が
「退院は明日ね。」
と私の願いが聞き入れられることもなく(涙)1日延びたので、今夜はゆっくり眠れないぞ。と意気消沈したのでした。

エエ、彼女は手術室から戻ってきたときから既に死にそうな形相、頭が痛い、吐き気がする、今でも出血してると訴え、家族を看護婦を走らせていました。苦笑
彼女は脂肪の塊がしこりになったブツが卵巣内から各内臓器官、肺にまで出来てたらしく、その除去にエライ時間をかけての手術だったそうです。
なので術後苦しいのも仕方ないので、国民性の違いを改めて感じながらも静観してました。
そしてまた夜中じゅう付き添いのお母様が病室内をあっちうろうろこっちうろうろ、娘だけの世話じゃ物足りないのか、私にまで暑いから毛布とりましょうか?とか、喉乾いてるならお水持ってきますよ。とか献身のお世話。苦笑
寝かせてくれ

時々目を覚ます娘と会話始めたり(午前2時とか3時とか)、この日の睡眠時間は2時間もなかった気がします。

この日ほど夜明けを待ちこがれた日はありませんでした。笑

今となってはもう、どーでもいい話なんですけどね。
朝の8時半には最後の検診も終わって、診断書もすぐもらって
「もうお家に帰っていいですよ」
と言われたときには心の中でガッツポーズ、スキップしたい気分で退院しましたとさ。

健康が一番、お家が一番です、はい。
by smilenory | 2012-10-20 01:21 | 私のひとりごと

気がつけばイタリア在住16年!イタリアのクルーズ船で働きながら、思ったことを綴っています

by smilenory
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